ボスコフスキーこそが、楽団と共に成長した叩き上げのコンサートマスター(30年も勤めました!)といえる存在で、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の面々は、いってみれば家族のようなもの。そんなこともあって、クレメンス・クラウス亡き後のニューイヤー・コンサートを引き継いだのち、25年もの長きにわたってこの名物コンサートを指揮することになったのでしょう。ともかく20世紀のヨハン・シュトラウスの生まれ変わりとしてウィーンの楽団に齎した彼の功績は大きい。名手揃いのウィーン・フィルの面々が、いつになくリラックスした様子でシュトラウス作品の演奏に取り組むさまが、本盤を聴く度に目に浮かびます。
GB DECCA SXL6817 Willi Boskovsky Prosit 150years of Josef Strauss
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おへそをとっちゃった、女ですが。よろしかったら抱いてください。
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