テルアビブの海岸で散ったケルテスが、名盤「ドヴォルザーク・新世界」を生み出すなど密接な関係だったウィーン・フィルと残してくれたブラームスの全集。カルーショー亡き後の第一人者クリストファー・レイバンとジェームス・ロックコンビ製作、セッション場所がウィーンの名録音会場ソフィエンザール、英デッカの優秀な録音技術もあって、ブラームスのロマンティックな味わいを満喫することができます。生きていれば、アバド、小沢、マゼールらと同世代、まだまだ名盤を生みだしていたに違いありません。なお、第1番,第3番,ハイドンの主題による変奏曲はケルテスの亡くなる直前の録音。ハイドン変奏曲はフィナーレ部分のみが未収録のまま残されたが、ウィーン・フィルの団員がケルテスの死を悼んで、特に指揮者なしで録音されたものです。ED4初出です。 […]