9月18日の録音日ブリーフィング

The Beatles — “Birthday”

  • 録音日: 1968年9月18日
  • レコード/作品名: The Beatles(通称『ホワイト・アルバム』)
  • なぜ有名・重要か: ポール・マッカートニーがこの日のスタジオで曲の骨格を書き上げ、そのままビートルズ4人で録音した、非常に珍しい「作曲と録音がほぼ同日に進んだ」楽曲です。基本トラックは20テイク録音され、同日中にオーバーダブとモノ・ミックスまで進められました。(The Paul McCartney project)

Bob Dylan — “Buckets of Rain”(録音テイク/アウトテイク)

  • 録音日: 1974年9月18日
  • レコード/作品名: Blood on the Tracks 関連セッション。9月18日テイクは後年 The Bootleg Series Vol. 14: More Blood, More Tracks に収録
  • なぜ有名・重要か: 『Blood on the Tracks』の最終曲として知られる楽曲ですが、一般に知られるアルバム版の完成テイクは翌9月19日に録音されました。9月18日には、ディランが一人で4テイクを試しており、その試行錯誤を聴ける点で、名盤の制作過程を示す重要な記録です。(Sony Music)

Miles Davis — “Budo (Hallucinations)”(ライヴ録音)

  • 録音日: 1948年9月18日
  • レコード/作品名: The Complete Birth of the Cool
  • なぜ有名・重要か: ニューヨークのRoyal Roostでのライヴ録音で、のちに『Birth of the Cool』関連音源としてまとめられました。マイルス・デイヴィスが、ビバップからクール・ジャズへ向かう転換期にどのようなアンサンブルを作っていたかを示す、歴史的に価値の高い演奏記録です。(Miles Davis Official Site)

今回は、完成版そのものが録音された例、名盤制作中のアウトテイク、歴史的なライヴ録音を1件ずつ選びました。特に “Birthday” は、1968年9月18日の一晩のスタジオ作業がそのまま作品として結実した点が印象的です。


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