ミュンヒンガーの演奏は、楽譜に忠実と言われるが、それがどんなことなのか、理知的で、明解、きりりとした演奏は、虚飾のない音楽は、ドイツ的と言ってよいのではないか。
言い換えればミュンヒンガーの《ブランデンブルク協奏曲》は非常にかっちりとしたスキの無い、安定感に満ちた演奏。そして、それほど心に響くようなものではなく、それでいて各楽器は極めて美しく鳴り響いていて素晴らしい。
このミュンヒンガーの演奏はバロック音楽が大人気になるきっかっけを作ったとして有名、非常にリズムがしっかりしており、骨太でな音楽です。たっぷりの安定感で、ひたすらしっかりとしています。まるで、ずっしりとした大木がぐいっとパワフルに生えているような、ゆるぎのない素晴らしい演奏となっています。
ミュンヒンガーは全体をまとめてはいても「統率者」ではなく、彼もまたメンバーの一人という立場を崩すことなく、メンバー全員がお互いの音を聴き合いながら自発性に満ちたアンサンブルを作りあげる土台を用意することに心つくしているのです。
また、弦楽パートを中心とした楽器の音色は、かなり明るめで、加えて、この演奏にはそれほどの深刻さがありません。つまり、音楽を聴いて何かを深く考えてしまうということとは無縁の演奏のタイプです。
♪モダン楽器のよさを満喫◉ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト室内管 バッハ・ブランデンブルク協奏曲 第1,3、6番
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おへそをとっちゃった、女ですが。よろしかったら抱いてください。
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