Erotical Music Review and My Ecstatic Experience.

バレンタインデーの起源はローマ帝国の時代らしい。2月15日に豊年を祈願するルペルカーリア祭を開催していた。その前日、2月14日が大地の女神であり、家庭と結婚の神でもある地母神の祝日だった。ローマ教会はこの土着の祭事を認めなかったが、民間行事として続いていた。 やがて、イギリスで1797年に出版された『青年のバレンタインライター』という本が火付けとなって、バレンタインカードを送り合うことが習慣化していく。その本には若い恋人たちはフリーで使えるとして、多くの感傷的な詩が纏められていた。詩にイラストを添えた絵葉書が限定で印刷されてブームに。 このバレンタインカードが米国で商業化される。英国のチョコレート会社「キャドバリー」が1868年に、バレンタイン・デーのために装飾の施されたハート型の「ファンシー ボックス」にチョコレートを詰めて発売。こうして20世紀後半には、カード交換だけでなく、宝石などあらゆる贈答品の交換も行われるようになった。

昭和、平成のヒット曲でも「バレンタイン」シーズンの曲は限られていますが、SPレコードにタイトルに「バレンタイン」とあっても、土地や女性を歌っている曲しか見つけられませんでした。ので、タイトルに「チョコレート」とあるポップス。最後は名曲「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」を集めました。