おへそをとっちゃった、女ですが。よろしかったら抱いてください。

剥製か、かぶり物の変ならくだの様なロバ。そう、真夏の夜の夢のレコードだからロバのハズだ。幼い頃から見知って居るジャケットデザインだけれども、らくだだという印象だった。
夏の夜の夢と最近ではなっていることが多いけれども、プレヴィン、クレンペラー、そしてこのマーク盤が定番でランキングの上位3位を占めている。この3枚共に60年代の録音だというのが面白い。
それ以降のデジタル録音だと小澤征爾盤を進めます。吉永小百合さんの語りが色っぽくでキュート、演奏の方は前者3枚の様に常に楽しもうとは思えないモノで、ショーピースに終始しています。演奏解釈が古いスタイルにある為で、演奏や録音は熱が感じられるほど良いのに小澤征爾さんの作る音楽はファンタジーが不足しているのが残念。一般受けが良いのも、学校で聴いたクラシック音楽という雰囲気があるからでしょう。
前段が長くなった。このレコード、CDでは何枚か持っていますがアナログのオリジナルにはまだ一度しか巡り会っていません。ACE of DIAMONDS盤でも聴きおとりはしないけど、このジャケットデザインで持っていることはステイタスの一枚なのです。ワイドバンドは8万円。送料、手数料がかかるので、日本で売られている場合12万円ぐらいでも販売されないでしょう。

SXL 2060 – Mendelssohn – A Midsummer Nights Dream – Peter Maag